No92・・・いつかきた道
世の中には、株式投資に限らず、
似ているようでも全く同じ様な現象ははまず起こらないでしょうが、
人間の心理という観点から見ると同じような現象は頻繁に見つけることが出来ます。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
例えば、株式市場で上昇相場が継続している時にある短期間下落が続くと、
ほとんどの相場参加者はファンダメンタルから分析すると
株価は下落しすぎていると判断し、すぐに上昇相場に戻ることを期待しますが、
株式市場の下落が長期間継続した時に、はじめてその期待は裏切られ、
下落相場に転換したことを認識します。
それとは逆に、株式市場で下落相場が継続している時にある短期間上昇が続くと、
ほとんどの相場参加者はファンダメンタルから分析すると株価は上昇しすぎていると判断し、
すぐに下落相場に戻ることを予測しますが、株式市場の上昇が長期間継続した時に、
はじめてその予測は裏切られて、上昇相場に転換したことを認識します。
このように、ある状況が継続すると人間の心理として、
現在の状況が変化する可能性がある現象を見た時に、
その現象では、大勢が変化する可能性はないと勝手に思い込んでしまいがちです。
しかし、多くの投資家がそのような心理状態の時に、
相場の転換点は訪れるものなので、その相場の転換点を掴み取る為にも、
自分勝手な思い込みを排除することは必要なことです。