No1032・・・マスターリース
マスターリースとは、不動産の賃貸借契約の種類の一つで、サブリースすることを前提として、
不動産のオーナーからオフィスビルやマンションなどの不動産を賃借することであり、
マスターリースのメリットの1つは、不動産のオーナーが物件の管理等から解放されることです。
このマスターリースには、賃料保証型とパススルー型の2種類があり、賃料保証型は、
入居率に関係なく賃料保証をする契約形態で、パススルー型は、転貸人であるマスターレッシーの支払賃料と、
転借人であるエンドテナントの支払賃料が同額となる契約形態です。
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また、マスターリースのメリットとしては、賃料保証型タイプの契約形態を選択した場合は、
空室率に関係なく安定した賃料が得られること、入退去に関する手間やテナントや近隣とのトラブルから
解放されることなどがあります。
尚、一般的に、サブリースと呼ばれている事業は、マスターリースとサブリースを合わせた
事業形態であり、サブリースとは、又貸しや転貸ということを意味しており、
一般的にサブリースという場合は、不動産業者がアパート１棟・マンション１棟・ビル１棟を
一括で借り上げて転貸し物件のオーナーに対して家賃保証(空室保証)をすることを指しています。