No1078・・・私道負担
私道負担とは、売買をする土地や一戸建てに私道が含まれている場合に、
売買をした時から買主に私道に関しての何らかの負担があることを意味しており、
一般的に、私道負担のメリットより、私道負担のデメリットの方が多いと言われており、
私道負担の負担金は、私道を利用する為に負担金を支払う必要がある場合に発生します。
この私道負担と呼ばれる所以は、私道は、所有者の責任で側溝や舗装の修理をするなどの
必要があったり、私道の通行に関するトラブルも含めた様々な事態も買主である所有者が
負担せざるおえないところから、私道負担と呼ばれています。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
また、私道負担のメリットと私道負担のデメリットは下記の通りです。
私道負担のメリット
■基本的に私道に接している住人しか通行利用しないこと。
■私道に電柱等が設置されたら土地使用料が入ること。
■固定資産税が非課税となる場合があること。
私道負担のデメリット
■側溝や舗装の修理をしなければならないこと。
■私道に無断駐車をされトラブルが起きる可能性があること。
■私道を地方公共団体に寄付しようとしても受け取ってもらえない場合がある。
そして、不特定多数の人が通行する私道は、公共性が高いという理由で、
固定資産税が非課税となる可能性があります。
尚、売却する宅地や更地などの土地や一戸建ての物件の敷地内に私道がある時は、
宅建業法では、売主は、買主に事前に知らせなければならないと定められており、
私道負担の有無は、重要事項説明書の記載事項です。