No743・・・大量保有報告書
大量保有報告書とは、上場会社の株式を大量保有した際の、
金融商品取引法に基づく法定開示書類のことで、大量保有報告書は、
株式市場の公正性や透明性の確保の為に制定されている開示制度であり、
大量保有報告書は、EDINETで閲覧可能です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
この大量保有報告書の提出義務が発生するケースは、上場会社の株式を
新たに5%以上取得した時で、大量保有報告書の提出期限は、提出義務が発生した、
その翌日から5営業日までとなっています。
ちなみに、大量保有報告書の提出の方法には、一般報告と特例報告があります。
また、5%ルール(大量保有報告制度)に従わず、大量保有報告書を提出しなかった場合は、
懲役5年以下、500万円以下の課徴金を科され、虚偽の大量保有報告書を提出した場合は、
懲役5年以下、500万円以下の課徴金を科される行政処分が適用されます。
尚、近年、この制度を悪用する投資ファンド等が後を絶たなかった為、機関投資家などの
大量保有報告書の最大で3ヶ月間の出期限の猶予期間の特例も縮小され、金融商品取引法では、
機関投資家等の大量保有報告書の提出期限は、最大で2週間+5営業日以内の提出が
義務付けられることになりました。