No2394・・・心材
心材とは、樹木の中心の部分に位置する他の部分より濃いめの色の部分が素材になっている
木材のことです。
心材は、含水率が低く樹脂が多いので、樹木の他の部分と比較して、強度が強く、
高い耐久性を持っています。
この心材は、成長が止まって、細胞が死んでいる部分でもあります。
心材に対するのが辺材です。
心材は、心持ち材と表記したり、芯持ち材と表記される場合もあります。
また、心材は、色の濃い部分が赤い色をしているので、赤みと呼ばれる場合もあります。
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この心材の読み方は、「しんざい」と読みます。
ちなみに、樹木の幹にだけ心材と辺材を区別しているのではなく、樹木の枝についても
心材と辺材が区別されています。
心材には、腐朽菌が増殖することを防ぐ成分を持っているので、腐食に強く、害虫にも強いといわれています。
尚、心材以外の木材に関する用語は下記の通りです。
木材に関する用語
・芯持ち材
・辺材
・芯去り材
・乾燥材
・天然乾燥材
・人工乾燥材
・KD材
・未乾燥材
・グリーン材