No2168・・・隙間相当面積
隙間相当面積とは、住まいの壁などの気密性能を客観的な数値で示した指標のことです。
この隙間相当面積は、住まい全体にある隙間面積を合計して、その数値を延床面積で割ることにより
計算することができ、その算出された値が小さければ小さいほど気密性が高いと判断することができます。
この隙間相当面積の略称は、Ｃ値で、断熱性能の指標としてはK値(熱貫流率)と
Q値(熱損失係数)があります。
また、隙間相当面積は、施工方法や施工の良し悪しで変化するので、職人の腕の良し悪し次第で隙間相当面積は
大きく左右されるわけです。
そして、隙間が少ない隙間相当面積が小さい住まいでは、冷暖房効率がアップすることはいうまでもありません。
ちなみに、隙間相当面積を測定しても、季節によって計算結果に変化があるようなので、
隙間相当面積を判断する際はその点を考慮に入れる必要があります。
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また、断熱材とは、住まいの内側から住まいの外側へ熱が逃げていくことを妨げる建材のことで、
住まいに断熱材を使用していないと、夏は、冷房のきいた涼しい室内から熱い屋外へ冷えた空気が逃げていき、
冬は、暖房のきいた暖かい室内から寒い屋外へ温かい空気が逃げていってしまいます。
尚、隙間相当面積以外の壁に関連する用語としては、断熱材、区画、内壁、間仕切り壁、腰壁、
外壁、外周壁、ベアリングウォール、耐力壁、カーテンウォール、非耐力壁、K値、熱貫流率、
Ｃ値などがあります。