No2204・・・基礎断熱
基礎断熱とは、住まいの床の下に断熱施工を施すのではなく、住まいの基礎の外側や住まいの基礎の内側、
あるいは住まいの基礎の外側と内側の両方に断熱材を施工する方法のことです。
この基礎断熱では、基本的に、床下換気孔を設けることはしておらず、
基礎断熱は、床下についても住まいの内側の空間と考えている工法なので、
断熱性においては、床下に断熱施工を施すよりも遥かに断熱効果の高い工法といえます。
また、基礎断熱のメリット・長所・良い所としては、床下の内部結露を防止できること、
床断熱よりも断熱性が高いこと、躯体(スケルトン)の耐久性を維持できるので建物の寿命が
延びることなどがあります。
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そして、住まいの基礎の外側に基礎断熱をする場合と住まいの内側に基礎断熱をする場合では、
効果が大きく異なり、住まいの基礎の外側に断熱施工を施した場合は、外気の熱が躯体に伝わることを
防ぎ躯体を保護して躯体の耐久性を維持し、外断熱 (外断熱工法・外張断熱工法・外張断熱)と
同じ効果を持ちますので、基礎断熱をする場合は、住まいの基礎の外側に断熱材を施工することは必須といえます。
また、基礎断熱のデメリット・短所・悪い所としては、コストが高いこと、
床下が一定の温度に保たれているために害虫にとって好ましい生息環境となり
シロアリが繁殖して、建物を守る為に、シロアリ対策やシロアリ駆除が必要になることです。
基礎断熱をした場合には、基本的に床下換気口がついていることはありませんので、
床下換気口が無くても当然なのですが、コンクリートは打設後1年以上くらいの期間は
水分を放出する性質を持っているので、床下に24時間換気などの吸排気口の設置は必要といえ、
基礎断熱をした場合には、1階床面への断熱材は不要になります。
尚、基礎断熱以外の床に関する用語は下記の通りです。
床に関する用語
・熱損失
・幅木
・置床
・付け床
・板床
・蹴込み床
・踏込み床
・織部床
・釣床
・吊り床
・権利床
・保留床