No2526・・・火災時の安全
火災時の安全とは、住宅性能表示制度に基づく住宅性能評価書にて性能表示される
感知警報装置設置・延焼のしにくさなどに関する項目のことです。
火災時の安全の項目にて性能表示される項目は下記の通りです。
感知警報装置設置等級(自住戸火災時)
評価対象住戸にて火災が発生した場合に、住戸全域のどれだけ火災を早期に感知し
警報を発する装置が設置されているかによる性能(等級１から等級4で表示)
感知警報装置設置等級(他住戸等火災時)
共同住宅において評価対象住戸の1つ上や1つ下の階の住戸にて火災が発生した場合に、
どれだけ火災を早期に感知できるかの性能(等級１から等級4で表示)
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避難安全対策（他住戸等火災時・共用廊下）
共同住宅において評価対象住戸の1つ上や1つ下の階の住戸にて火災が発生した場合に、
共用廊下に施された避難を容易にする性能(等級１から等級3で表示)
脱出対策（火災時）
火災が発生した時に、直通階段に直接通ずるバルコニー、隣戸に通ずるバルコニー、避難器具などの
具体的な脱出方法を明らかにする。
耐火等級(延焼のおそれのある開口部)
火災が発生した時に、延焼のおそれがある開口部が火災により生じる火炎を遮る時間の性能
(等級１から等級3で表示)
耐火等級(延焼のおそれのある開口部以外)
火災が発生した時に、延焼のおそれがある開口部以外が火災により生じる火炎を遮る時間の性能
(等級１から等級4で表示)
耐火等級(界壁及び界床)
火災が発生した時に、住戸と住戸の間にある壁や床が火災により生じる火炎を遮る時間の性能
(等級１から等級4で表示)
尚、火災時の安全以外の住宅性能評価書の評価項目に関する用語は下記の通りです。
住宅性能評価書の評価項目に関する用語
・建築基準法施行令
・構造の安定
・劣化の軽減
・維持管理への配慮
・温熱環境
・空気環境
・光・視環境
・音環境
・高齢者等への配慮
・防犯