No2553・・・地震拡張担保特約
地震拡張担保特約とは、事業者用火災保険の特約で、事業用の資産である什器、備品、
商品、店舗、工場などが地震を原因とする火災による損害を被った場合に補償される
損害保険の制度のことです。
この地震拡張担保特約と地震保険が混同される場合がありますが、
地震拡張担保特約は、事業者用の資産を対象とした特約なので、
居住用の資産を対象としている地震保険とは全く異なるものです。
ちなみに、拡張担保特約とは、本来の保険の契約対象でない事故まで対象を拡張して
補償するものなので、火災保険以外にも、拡張担保特約は様々な種類があります。
地震拡張担保特約は、地震危険担保特約とも呼ばれています。
また、地震拡張担保特約は、埋立地などの好ましくない地盤の上に建築されている建物については
特約の対象外となる場合がありますので要注意です。
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そして、地震拡張担保特約は、地震により被害を受けた事業用資産を早期に復旧させるためにも必要なものなので、
地震の多い日本では、地震拡張担保特約も、企業のリスクマネジメントには欠かせないものといえます。
尚、地震拡張担保特約以外の地震保険に関する用語は下記の通りです。
地震保険に関する用語
・地震保険に関する法律
・火災保険
・建築年割引
・耐震等級割引
・免震建築物割引
・耐震診断割引
・地震保険料控除
・地震火災費用保険金
・地震火災特約
・地震危険担保特約