No725・・・準固定費
準固定費とは、ある範囲内であれば費用は増加しないが、一定の水準を
超える度に大きく増加するような費用のことであり、準固定費は、固定費、
変動費、準変動費とともに管理会計の概念です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
この準固定費以外の、その他の管理会計上の費用である、固定費、変動費、
準変動費の内容は下記の通りです。
固定費、変動費、準変動費の内容
@固定費とは、売上高や生産高に関係なく企業活動をする上で必ず発生する費用のことです。
A変動費とは、企業活動をする上で売上高や生産高に比例して発生する費用のことです。
B準変動費とは、水道光熱費のように、何も使用しなくても基本料金が発生し、
使用した場合は、利用に比例した料金が基本料金に加算されるような費用のことです。
ちなみに、管理会計とは、経営判断をする為に、企業の会計データを、企業独自の視点で
加工・分析する為の会計です。
尚、予算を作成する際は、費用を固定費、変動費、準固定費、準変動費に分類する
必要がありますが、管理会計は財務会計とは異なり、経営判断に支障が出ない範囲なら、
ある程度ざっくりとした業務精度でも構いませんので、固変分解は、必ずしも厳密にする
必要はありません。