No627・・・企業予算
企業予算とは、企業の単年度経営計画(単年度事業計画)や
中長期経営計画の定量的な経営目標のことで、企業予算と
いえば、経営計画の定量計画(総合予算)のことを指しており、
企業予算では、企業のあるべき姿を時間軸毎に表現します。
この企業予算作成の、最終的なゴールは、企業において計画された
全ての予算を集約して作成する、見積貸借対照表、見積損益計算書、
見積キャッシュフロー計算書、見積資金繰り表で構成される総合予算を
完成させることです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、企業予算の立て方や作り方としては、最初に、中長期経営計画を作成して、
その後、策定した中期経営計画などの方向性とリンクさせて、単年度経営計画を
作成する必要があり、損益計算書だけを作成して企業予算としているようでは、
財務体質を強化することは難しいでしょう。
そして、企業予算は、作成することが目的ではなく、会社のあるべき姿を
明確にして、そのあるべき姿を実現する為のツールとして利用するものなので、
企業予算を作成した後は、、定期的に予算実績差異分析をして、あるべき姿と
実績のギャップの原因である課題を把握し、その課題を解決する為に、
方針などを修正することになります。
尚、企業において、企業予算を作成する部署は、組織に経営企画室が
存在する場合は、経営企画室の役割となりますが、組織に経営企画室が
存在しない場合は、経理部の役割となります。