No617・・・見積資金繰り表
見積資金繰り表とは、一定期間(日次、週次、月次、年次)の資金の流れ
(フロー)である現金収入と現金支出を予測して現預金残高の推移の変化を
示した表のことで、見積資金繰り表は、企業において、単年度経営計画や
中期経営計画(中計)の定量目標の一つとして作成され、見積資金繰り表は、
予算資金繰り表とも呼ばれ、見積キャッシュフロー計算書とともに、総合予算の
資金収支の計画です。
この見積資金繰り表は、企業の将来の資金収支のあるべき姿を客観的に
示したものであり、あるいは、見積資金繰り表は、企業の未来の資金収支を
予想したものとも言えます。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、見積資金繰り表は、企業において最も重要な業務の一つである、
資金繰りの計画であるので、理想的な計画だけでなく、過去の実績を
考慮した妥当な計画や保守的な計画も、当然、必要になります。
そして、尚、資金繰り表の概要としては、一般的には大きく下記のように
区分されており、資金繰り表を見るポイントは、経常収支と経常収支比率です。
@経常収入の項目
A経常支出の項目
B経常外収入の項目
C経常外支出の項目
尚、財務をよく理解していない人が、見積資金繰り表を作成する際は、一定期間の
現金収入と現金支出だけを予想して資金繰り表を作成していますが、見積資金繰り表の
作成方法の基本は、見積貸借対照表と見積損益計算書を作成することなので、
見積資金繰り表だけを作成しても、論理的整合性の無い資金繰り表しか
作成することは出来ません。