No640・・・予算統制
予算統制とは、経営計画で策定した定量計画と実績を比較分析して経営課題を
顕在化させる経営の仕組みのことであり、予算統制の対象範囲としては、
損益予算だけでなく、総合予算の全てであり、予算統制は、予算実績管理とも
呼ばれています。
この予算統制は、予算管理システムのプロセスの一つなので、予算統制が
上手く機能する為には、予算統制をする対象である、総合予算が、机上の空論ではなく、
実際の活動プロセスを基に積み上げられて作成されている必要があり、損益予算しか
作成されていないようでは、予算統制をする意味がありません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、予算統制は、経営をコントロールする為には欠かせないものなので、
予算を作成する際は、経営をコントロールする為には必要な項目を全て
計画する必要があり、そのような、経営をコントロールする為に必要な項目が、
予算に反映されていてこそ、経営課題を顕在化させることに繋がります。
ちなみに、経営をコントロールする為に必要な項目とは、売上債権回転期間、
棚卸資産回転期間、仕入債務回転期間を決定することにより完成する、
運転資金計画や在庫計画があります。
これらの経常予算を作成することで、実用的な総合予算である、見積貸借対照表、
見積損益計算書、見積キャッシュフロー計算書、見積資金繰り表が完成します。
尚、予算統制の役割を担う部署は、経営企画室か、組織に経営企画室が
存在しない場合は、経理部がその役割を担う部署となります。