No3・・・管理職失格
管理職は、社員と異なり、社内において責任が重い仕事を任されているので、
給料も社員よりは高いのですが、管理職の役割が認識出来ている管理職は少ないようです。
特に、中小企業の、経理の管理職が、外部報告目的の財務会計や税務会計の業務を
やっていれば、会社の利益に貢献していると認識しているようでは、
そのような管理職は、管理職失格といえるでしょう。
管理職たるもの、会社に必要な業務と、会社の利益に貢献できる業務を混同してはいけません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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当然、外部報告目的の財務会計や税務会計は、会社に必要な業務ではありますが、
会社の利益に貢献できる業務ではないのです。
会社の利益に貢献できる業務とは、適正在庫を実現する在庫計画を作成することで、
キャッシュフローの大幅な改善を実現し、有利子負債の削減もして、財務体質の改善に
繋がるような業務のことであり、管理会計の領域です。
この本来の経理の役割を忘れて、会社の利益に貢献しない業務に力を入れているようでは、
中小企業の、経理の管理職としての存在意義は無く、管理職失格といわれても、当然といえます。
ゆえに、会社の重責を担う管理職が、会社の利益に貢献できる業務と会社に必要な業務を
区別出来ていなければ、管理職としての役割をはたすことはできません。