No174・・・ライフサイクルコスト
ライフサイクルコストとは、ランニングコストやイニシャルコストを
合わせたもので、ライフサイクルコストは経営活動をする中では
必ず発生するコストであり、ライフサイクルコストは資金繰りや
損益分岐点に影響を与える、常に把握してコントロールすべき
コストなのです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このライフサイクルコストは、初期投資をした時にのみ発生する
初期導入費用と初期投資をした後に継続的に発生する運用・保有コストで
あるランニングコストである為に、その設備投資から得られる収益と
ライフサイクルコストのバランスである、事業の採算性は設備投資を
実行する最重要ポイントの1つです。
そして、ライフサイクルコストを別な視点から見ると、
企業はある製品やサービスのトータルの収益をいかに最大化し
安定化させることが大きな課題でもある為に、
企業は、初期導入費用であるイニシャルコストを低価格にして
顧客の購買意欲を高めて、製品やサービスの購入に結びつけ、
顧客の立場からはランニングコストとなる部分で稼ぐ方がトータルの収益を
最大化して安定収益とすることができますのです。
尚、キャノンやリコーをはじめとする複写機などの機器を販売する企業は、
機器本体の販売価格を低価格にして、機器本体からはそれほど利益が
出なくても、その後のトナーやインクなどの消耗品ビジネスで
(顧客側からはランニングコストとなるところ)帳尻を合わせることで、
トータルで事業の採算を合わせ高収益を誇っています。