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イニシャルコスト

イニシャルコスト<経営者の為の用語集経営財務情報








No173・・・イニシャルコスト


イニシャルコストとは、経営活動の中で何かを導入した時に一時的に

発生する初期投資費用で、イニシャルコストは固定費であり、

イニシャルコストは損益分岐点に影響を与える、常に把握して

コントロールすべきコストなのです。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






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このイニシャルコストは、設備投資などを実行する際にのみ発生する、

初期導入費用であるために、設備投資をするとイニシャルコスト等の

費用の発生は避けては通れませんので、少しでも低コストに押さえたいと

思うのが常ですが、設備投資などを実行して、その投資をした設備などの

ランニングコスト
が発生しないということは、まずありえないため、

設備投資を検討する際は、ランニングコストとイニシャルコストの両方を

検討し意思決定をする必要があります。


そして、イニシャルコストを別な視点から見ると、企業はある製品や

サービスのトータルの収益をいかに最大化し安定化させることが

大きな課題でもある為に、企業は、初期導入費用であるイニシャルコストを

低価格にして顧客の購買意欲を高めて、製品やサービスの購入に結びつけ、

顧客の立場からはランニングコストとなる部分で稼ぐ方がトータルの収益を

最大化して安定収益とすることができます。


ゆえに、設備投資を実行する際は、ランニングコストやイニシャルコストを

合わせた、ライフサイクルコストに目を向け、ライフサイクルコストを基準に

して設備投資は実行することになりますが、設備投資を実行するポイントは、

設備投資コストとその投資から得られる収益とのバランスである、

事業の採算性であることは言うまでもありません。



イニシャルコストに関する項目

・LED照明やLED蛍光灯は、イニシャルコストは高いのですが、
LED照明やLED蛍光灯は、ランニングコストは非常に低いので、
ライフサイクルコストの観点からLED照明やLED蛍光灯を見ると、
非常にコストパフォーマンスの高い商品といえます。

・太陽光発電は、イニシャルコストは高いのですが、太陽光発電は、ランニングコストは
ほとんど発生しないので、太陽光発電の耐用年数が長くなり、更に発電効率が高まると
太陽光発電の普及に弾みがつくでしょう。

・イニシャルコストの意味は、初期導入費用や初期投資費用のことです。



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