No2023・・・アスファルト舗装
アスファルト舗装とは、歩行者やバイク・乗用車・トラックなどの自動車の安全性や
快適性の確保と道路の耐久性を向上させるなどの為に、加熱アスファルト混合物を
使用した表層、基層、路盤の構造になっている舗装のことです。
このアスファルト舗装の構造は、地表に近い順番から、表層、基層、上層路盤、
下層路盤、路床、路体になっています。
アスファルト舗装で、舗装する部分は、表層から下層路盤までです。
また、アスファルト舗装は、コンクリート舗装よりも自動車が走行する道路の舗装に
適しているといわれていますが、耐用年数が10年前後しかありませんので、
メンテナンスを頻繁に行う必要があり、交通量の多い道路の場合は、
轍掘れが発生しやすいという面もあります。
そして、事業を営む個人や企業が、外構(エクステリア)の工事で駐車場などをアスファルト舗装した場合は、
減価償却資産の構築物となりますし、舗装は、償却資産税の対象でもあります。
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ちなみに、アスファルト舗装以外では、コンクリート舗装が利用されることが多いようです。
そして、アスファルト舗装は、近年、都市部において問題となっているヒートアイランド現象の
原因ともいわれており、ヒートアイランド現象の対策の為に、保水性アスファルト舗装が
活用され始めています。
アスファルト舗装に使用する材料の種類は下記の通りです。
アスファルト舗装の材料の種類
・砕石
・粒調砕石
・緩衝材
・防水剤
・アスファルト乳剤
・アスファルト合材
・セメント
・石灰
尚、舗装工事に関連する主な用語としては、表層、基層、路盤、上層路盤、下層路盤、路床、路体、
不陸整正、ポットホール、轍掘れがあります。