No920・・・赤字国債
赤字国債とは、国の一般会計の歳出が歳入を上回る赤字が発生した場合に、
その補填のために発行する国債のことであり、赤字国債は、特例法によって発行される国債なので、
特例国債とも呼ばれており、赤字国債と建設国債は、普通国債に区分されています。
この赤字国債は、財政の一般法である財政法に規定が無く発行が禁止されていますが、
1年限りの法律である財政特例法を制定することで、赤字国債の発行ができるようになっています。
ちなみに、一般道路、高速道路、駅、空港、送電網、港湾、ダム、通信施設、上下水道設備などの
インフラを整備する為の公共事業の為に発行される国債が建設国債です。
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また、赤字国債は、一般企業に例えると、赤字になって足りない資金を銀行から借りてきて、
資金繰りの帳尻を一時的に合わせているだけであり、このまま赤字国債の発行を続ければ、
将来にインフレ(インフレーション)を引き起こす可能性が高くなるので、
財政を健全化する為には避けては通れない課題である、過去に発行された膨大な赤字国債を解消する為には、
国の本業の収入である税収の大幅な増加と、国の支出の大幅な削減が欠かせません。
尚、日本の赤字国債はGDP(国内総生産)の2倍に達する規模になっており、これ以上赤字国債の残高を増すことが
難しいレベルに達していますので、今後数年で日本の財政状態が劇的に改善しない限りは、
日本は、3度目の財政破綻を起こす可能性が高くなります。
赤字国債に関連する用語
※超長期国債
※ソブリンリスク、ソブリン債、債券