No2836・・・運転資金月商倍率
運転資金月商倍率とは、棚卸資産に売上債権を足して仕入債務を差し引いて算出する運転資金が
一カ月当たりの売上である月商の何倍であるかを示した財務指標のことです。
この運転資金月商倍率の計算結果が、仮に、月商の1.5倍だったとすると、1.5ヶ月分の売上高に
相当する運転資金の金額を確保しておかなければ、資金ショートしてしまうことになります。
また、運転資金月商倍率を算出することで、財務の重要なポイントである資金繰りは
回っているのかということを簡単な計算をすることで把握することが出来ます。
※全産業運転資金月商倍率データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の運転資金月商倍率データ)
・全産業運転資金月商倍率
・製造業運転資金月商倍率
・非製造業運転資金月商倍率
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この運転資金月商倍率の判断の仕方としては、運転資金月商倍率の計算結果が低ければ低いほど、
企業の資金繰りに余裕があることを示しており、逆に、数値が高ければ高いほど、
企業の資金繰りに余裕がないことになります。
尚、運転資金月商倍率を改善させる為には、棚卸資産回転期間、売上債権回転期間、
仕入債務回転期間を改善するしかありません。
運転資金月商倍率計算式
運転資金月商倍率=運転資金÷1ヶ月当たりの売上高(月商)