No727・・・試算表
試算表とは、ある一定期間の取引が元帳に全て記帳されているかどうかを
検証する為に作成するものであり、試算表には、元帳の勘定科目の借方と
貸方の数字がそのまま記載されますので、元帳に正確に取引が記載されていれば、
試算表の借方の合計と貸方の合計は必ず一致します。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この試算表の種類としては、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の
3つの種類があり、それぞれの内容の説明は下記の通りです。
合計試算表・残高試算表・合計残高試算表の内容
@合計試算表とは、 元帳に記帳された各勘定科目の借方の合計額と貸方の合計額だけを、
各勘定科目の借方欄と貸方欄に記入した試算表です。
A残高試算表とは、元帳に記帳された各勘定科目の残高だけを、各勘定科目の借方欄か
貸方欄に記入した試算表です。
B合計残高試算表とは、元帳に記帳された各勘定科目の借方の合計額と貸方の合計額と
元帳に記帳された各勘定科目の残高を、各勘定科目の借方欄や貸方欄に記入した試算表です。
尚、以前の試算表を作成する目的は、全ての取引を元帳に手書きで記帳していた関係で、
記帳漏れがないかを検証する為に作成していましたが、現在では、手書きで記帳している
企業は皆無でしょうから、現在の試算表の利用目的としては、財務の状況を確認すること以外には、
ないといえるでしょう。