No1008・・・等価交換事業
等価交換事業とは、地主が所有する土地と不動産会社であるデベロッパーが
建築した建物を交換することで成り立つ事業のことであり、
地主にとっての等価交換事業のメリットは、資金負担なしで自宅・賃貸マンション・店舗等を
建てることができることです。
この等価交換事業の仕組みは、地権者が保有する不動産を出資して、
ディベロッパーは建物を建築する費用負担し、それぞれの出資割合に応じて、
完成後の建物と土地を取得する事業モデルです。
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また等価交換事業は、地主とデベロッパーの双方にメリットがある事業ですが、
地主にとっての等価交換事業のメリットと等価交換事業のデメリットは下記の通りです。
地主にとっての等価交換事業のメリット
■相続時の相続税が安くなる
■固定資産税が安くなる
■同じ土地に住み続けられる
■自己資金がなくても建物を建築することができる
■立体買換えの特例などの税制優遇措置がある
等価交換事業のデメリット
■他人と土地を共有することになる
■建物建設中の仮住居の家賃が発生する
尚、等価交換事業は、地権者にとっては、資金負担をすることなく土地の有効活用が
できる手法なのですが、等価交換事業に取り組む際に、事業をデベロッパーに丸投げすると不利益を被るなど
土地所有者とデベロッパーとの間のトラブルはつきものなので、等価交換事業に取り組む際は、
コンサルタント会社や設計企画会社などの第3者を事業に入れることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
等価交換事業に関連する用語
※地上げ、不動産仲介会社
※不動産特定共同事業法
※土地区画整理事業、土地区画整理法、都市計画区域、土地
※市街地開発事業