No1068・・・分筆
分筆とは、土地の所有者が不動産登記簿において存在するひとつの土地を二つや三つ等の
複数に分割することであり、分筆をする目的としては、財産を分割することや税金対策などの
目的が多く、分筆の反意語が合筆です。
この分筆をする目的には、相続が発生したが、相続財産に現金がほとんどなく、
相続した土地を全て売却したくない場合は、相続税の納税資金の確保のために、
分筆した土地の1つを売却するケースがあります。
また、分筆のメリットの1つとしては、相続財産が土地だけで相続人が複数いる場合に、
分筆をすることで相続人それぞれが土地の単独所有者になり、
その土地をそれぞれが自由に活用することができることです。
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尚、分筆費用の内訳としては、土地全体を測り境界線の確認を含めた測量費と登記費用に
分類することができ、分筆費用の総額としては、40万円前後は必要になることが多いようです。
ちなみに、セットバックした土地の部分は、道路として取り扱われるので、
セットバックした土地の固定資産税が非課税にすることは可能なのですが、
セットバック部分の固定資産税を非課税にする方法は、セットバック部分を分筆し地積測量図を作成して、
固定資産税の非課税申告をすることで非課税扱いされることになります。
分筆に関連する用語
※地積測量図、実測図
※土地家屋調査士法、土地家屋調査士