No1112・・・合筆
合筆とは、土地の所有者が不動産登記簿において存在する複数の隣接する土地を
1つの土地にすることであり、合筆のメリットとしては、地番が1つになるので
不動産登記簿謄本を取得する際の手間がかからないことぐらいであり、
合筆の反意語が分筆です。
この合筆する目的が、金銭的なメリットを受けることでなければ合筆する意味が
あるのでしょうが、合筆をしても相続税や固定資産税が減額されることはありませんので、
合筆をするメリットは、ほとんどないといえますし、逆に、合筆のデメリットとしては、
登記費用が必要となることです。
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また、合筆登記の必要書類としては下記の通りです。
合筆登記の必要書類
■登記申請書
■印鑑証明書
■登記済証
■土地の場所を示す地図
■収入印紙
そして、合筆制限をされる主なケースとして下記の通りです。
合筆制限をされる主なケース
■隣接していない土地の場合。
■地目が異なる土地の場合。
■所有者が異なる土地の場合。
■所有者持分が異なる土地の場合。
■所有権登記以外に権利に関する登記がある土地の場合。
■所有権登記がある土地と所有権登記がない土地の場合。
尚、合筆費用の相場としては、合筆する土地の数によっても異なりますが、
合筆する土地が1つの場合は、5万円前後が合筆費用の相場といえます。
ちなみに、 合筆の読み方は、「がっぴつ」と読みます。
合筆に関連する用語
※家屋番号
※セットバック
※分筆、不動産登記簿、合筆
※土地家屋調査士法、土地家屋調査士
※住居表示に関する法律