No1990・・・物件明細書
物件明細書とは、民事執行法・民事執行規則に基づいた、競売物件に関する権利関係や
競売の物件情報が記載された裁判所が公表している書類のことです。
競売物件を購入する方法としては、期間入札と特別売却による方法があります。
この物件明細書は、三点セットの一部であり、その他の二つの資料は、現況調査報告書と評価書です。
物件明細書の最初に記載されているのが、入札期間、開札期日、売却決定期日、特別売却実施期間、
買受申出の保証の提供方法、買受申出の資格の制限についてです。
次に、物件明細書に記載されているのが、競売物件の売却基準価額と競売物件の買受可能価額、
買受申出保証額が記載されています。
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その次に、物件明細書に記載されているのが、競売物件の物件目録で、物件目録の内訳としては、
所在地(住居表示)、地番、地積、家屋番号、延床面積、構造などが記載されています。
更に、物件明細書に記載されているのが、物件についての補足である明細書で、その明細書には、
買受人が引き継ぐことになる権利や物件の占有者について情報、共益費や固定資産税の滞納に関する
情報などが記載されています。
ちなみに、この物件明細書は、bitシステムにアクセスすると、無料でダウンロードすることができます。