No1992・・・現況調査報告書
現況調査報告書とは、裁判所が公表している物件明細書の競売にかけられた物件の現況について、
執行官が、実際に現地の競売物件を確認することで物件の現状の状態について内容を
記載した裁判所が公表している書類です。
競売物件を購入する方法としては、期間入札と特別売却による方法があります。
ちなみに、現況調査報告書は三点セットの一部であり、その他の二つの資料は、物件明細書と評価書です。
この現況調査報告書に最初に記載されているのが、競売物件の物件目録で、物件目録の内訳としては、
所在地(住居表示)、地番、地積、家屋番号、延床面積、構造などが記載されています。
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次に、現況調査報告書に記載されているのが、物件についての補足である明細書で、
その明細書には、執行官が、実際に現地の競売物件を確認した内容についての情報と
買受人が引き継ぐことになる共益費や固定資産税の滞納に関する詳細な情報などが記載されています。
その次に、現況調査報告書に記載されているのが、競売物件の占有者と占有権原についで、
実際に、占有者が競売物件のどこを占有しているかと占有者の占有権原にはどんな権利があるのか、
占有の開始時期、賃貸契約期間、毎月の賃料、敷金や保証金の金額、
その競売物件についての執行官の意見が記載されています。
更に、現況調査報告書に記載されているのが、競売物件についての関係人の陳述、執行官の意見、
審査の経過、競売物件に関する図面、競売物件の現状の写真などが記載されています。
ちなみに、この現況調査報告書は、bitシステムにアクセスすると、無料でダウンロードすることができます。