No1993・・・評価書
評価書とは、裁判所が公表している物件明細書の競売にかけられた物件の評価を、
裁判所が選任した不動産鑑定士が競売物件の評価価格と評価根拠を示した裁判所が
公表している書類です。
競売物件を購入する方法としては、期間入札と特別売却による方法があります。
ちなみに、評価書は三点セットの一部であり、その他の二つの資料は、物件明細書と現況調査報告書です。
この評価書に最初に記載されているのが、競売物件の評価額、評価の条件、競売物件の物件目録などで、
物件目録の内訳としては、所在地(住居表示)、地番、地積、家屋番号、延床面積、構造などが記載されています。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
次に、評価書に記載されているのが、競売物件の所在位置や周辺環境についてで、
その内容には、位置・交通、付近の状況、主な公法上の規制等、画地条件、接面道路等、土地の利用状況等、
上水道、下水道、ガスなどの供給処理施設、評価対象持分、セットバックなどについての特記事項、
建物の概要と専有部分の概要がなどが記載されています。
その次に、評価書に記載されているのが、競売物件の評価額算出の過程についてで、
再調達原価の算定、敷地利用権等価格の算定、積算価格の算定、直接還元方式やDCF方式による
収益価格の算定などの評価過程が示され、最終的な評価額の判定が記載されています。
ちなみに、この評価書は、bitシステムにアクセスすると、無料でダウンロードすることができます。