No2541・・・柔構造
柔構造とは、地震による大きな揺れに対して住まいである建物の躯体部分の柱や梁等の
接合部に遊びを持たせる等により地震のエネルギーに対して抵抗せず吸収するような
構造の耐震建築のことです。
この柔構造は、建物が柳の枝のように、ゆらゆらとしなるように揺れるような構造をしていますので、
高層ビルのような高い建物に適しているといわれています。
また、柔構造に対するのが剛構造です。
ちなみに、世界最古の木造建築である法隆寺の五重塔は、柔構造の原理を応用した建物であり、
東京スカイツリーは、法隆寺の五重塔を参考にして建築されているので、心柱構造を持った柔構造の建物です。
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ちなみに、ツーバイフォーとは、建築工法のひとつである枠組壁工法のことであり、
ツーバイフォーは、中心となる規格材のサイズが2インチ×4インチであることからこのように呼ばれ、
ツーバイフォー工法は、一般的に、2×4工法と表記されています。
尚、柔構造以外の耐震に関する用語は下記の通りです。
耐震に関する用語
・耐震基準
・耐震構造
・建築物の耐震改修の促進に関する法律(耐震改修促進法)
・新耐震設計基準(新耐震基準)
・旧耐震設計基準(旧耐震基準)
・Is値(構造耐震指標)
・耐震診断
・耐震診断補助金(耐震診断助成金)
・耐震改修補助金(耐震改修助成金)
・耐震補強補助金(耐震補強助成金)
・耐震補強工事(耐震改修工事)
・耐震
・耐震化
・耐震性
・耐震設計
・耐震建築
・剛構造
・耐震性能
・耐震等級
・耐震基準適合証明書