No767・・・減損
減損とは、材料が、製品の製造過程において、様々な原因により、
形として残っておらず、消失してしまったことであり、減損してしまった
費用のことを、減損費と呼んでおり、減損は、副産物や仕損とは全く異なります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この減損を処理する方法には、度外視法と非度外視法があり、度外視法とは、
減損費を考慮せずに原価計算をする方法で、非度外視法とは、減損費を計算する
原価計算の方法です。
ちなみに、副産物とは、主産物である製品の製造プロセスにおいて付随して得られる
産物のことであり、仕損とは、自社の品質基準や規格に適合しなかった、失敗作品や
不合格作品として、形が残っている製品が発生したことで、作業屑とは、製品の
製造過程において、材料を加工する際に発生する材料の屑のことです。
また、減損会計とは、企業が保有する土地や建物等の固定資産が、資産の収益性低下により
投資額の回収が見込めない状態の時に行なう会計処理のことでなので、原価計算における
減損とは全く異なります。
尚、原価計算において、投入数量合計と完成数量合計を比較し、完成数量合計のほうが
少ない場合は、減損や仕損が原因した、歩減が生じていることになります。
原価計算に関する用語 | |||
■原価計算 | ■単純総合原価計算 | ■組別総合原価計算 | ■等級別総合原価計算 |
■工程別総合原価計算 | ■連産品総合原価計算 | ■個別原価計算 | ■部門別個別原価計算 |
■実際原価計算 | ■標準原価計算 | ■予定原価計算 | ■直接原価計算 |
■全部原価計算 | ■単純個別原価計算 | ■総合原価計算 | ■減損 |
■作業屑 | ■歩減 | ■歩留 | ■歩留率 |
■副産物 | ■仕損 |