No748・・・原価計算
原価計算とは、売上高に対する製品やサービスの原価を計算することであり、
一般的に、原価計算は、製造業における、製品を製造する為に要した原価を
把握する計算方法のことを指しており、原価計算は、実際原価計算、標準原価計算、
予定原価計算に大別できます。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この原価計算の主たる目的としては、外部報告の為の財務会計と経営管理の為の
管理会計に利用することであり、原価計算をすることで、正確な財務諸表が完成し、
製品ごとの販売価格を決定することができます。
ちなみに、来期の製品の売値を決定する為には、製造予算を作成する必要があり、
製造予算の作り方としては、製品別に、生産量、原材料在庫、仕掛品在庫、製品在庫、
製品製造原価を作成します。
また、原価計算の分類としては、実際原価計算、標準原価計算、予定原価計算が
ありますが、それらは、業種による違いにより、個別原価計算か総合原価計算を
することになり、更に、総合原価計算には、下記の種類があります。
総合原価計算の種類
@単純総合原価計算
A組別総合原価計算
B等級別総合原価計算
C工程別総合原価計算
D連産品総合原価計算
そして、原価計算には、原価を固定費と変動費という視点から見た、直接原価計算があり、
直接原価計算は、製品の採算性の評価に適した方法で、実際原価計算、標準原価計算、
予定原価計算に、用いることが出来ます。
尚、原価計算で重要なのは、製造予算を作成する際に利用する標準原価計算や
予定原価計算であり、見積原価を算定していなければ、実際原価だけを計算しても、
その実際原価の評価をすることが出来ませんので、実際原価と予定原価を計算することは、
原価計算の、車の両輪であると認識するべきです。
原価計算に関する用語 | |||
■原価計算 | ■単純総合原価計算 | ■組別総合原価計算 | ■等級別総合原価計算 |
■工程別総合原価計算 | ■連産品総合原価計算 | ■個別原価計算 | ■部門別個別原価計算 |
■実際原価計算 | ■標準原価計算 | ■予定原価計算 | ■直接原価計算 |
■全部原価計算 | ■単純個別原価計算 | ■総合原価計算 | ■減損 |
■作業屑 | ■歩減 | ■歩留 | ■歩留率 |
■副産物 | ■仕損 |
原価計算に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※活動基準原価計算、ABC