No766・・・仕損
仕損とは、自社の品質基準や規格に適合しなかった、失敗作品や不合格作品として、
形が残っている製品が発生したことで、仕損によって発生した失敗作品のことを、
仕損品と呼んでおり、仕損は、副産物や減損とは全く異なるものです。
※全産業財務指標データ
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この仕損を処理する方法には、度外視法と非度外視法があり、度外視法とは、
仕損費を考慮せずに原価計算をする方法で、非度外視法とは、仕損費を計算する
原価計算の方法です。
ちなみに、副産物とは、主産物である製品の製造プロセスにおいて付随して得られる
産物のことであり、減損とは、材料が、製品の製造過程において、様々な原因により、
形として残っておらず、消失したもののことで、作業屑とは、製品の製造過程において、
材料を加工する際に発生する材料の屑のことです。
尚、仕損によって発生した仕損品の評価は、正味売却価額を時価とすることが原則であり、
正味売却価額とは、売価(販売実績や契約の売価)から追加になるであろう見積製造原価と
見積販売直接経費を控除したものです。
※管理会計
原価計算に関する用語 | |||
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■実際原価計算 | ■標準原価計算 | ■予定原価計算 | ■直接原価計算 |
■全部原価計算 | ■単純個別原価計算 | ■総合原価計算 | ■減損 |
■作業屑 | ■歩減 | ■歩留 | ■歩留率 |
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