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連産品総合原価計算

連産品総合原価計算<経営者の為の用語集経営財務情報








No758・・・連産品総合原価計算


連産品総合原価計算とは、同じ工程で、同じ材料を

用いることにより、複数の製品を生産する場合に利用する

原価計算のことで、連産品総合原価計算のポイントは、

製造原価を各連産品に配分する方法を決定することです。


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(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






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この連産品総合原価計算では、各連産品が分離される点までに

要した原価を、各連産品ごとに、把握することができないので、

各連産品が分離される点までに要した原価を、どのような基準で、

各連産品に配分するのかが重要なポイントになります。


ちなみに、総合原価計算の種類としては、単純総合原価計算組別総合原価計算

等級別総合原価計算工程別総合原価計算、連産品総合原価計算があります。


また、連産品総合原価計算にて、各連産品に配分する方法としては、売価を基準とする

方法や数量を基準とする方法などがあり、売価を基準とする方法は、各連産品の生産数量に、

各連産品の売価を乗じて算出される積数により、製造原価を各連産品に配分する方法で、

数量を基準とする方法は、各連産品の重量などの比率により、製造原価を各連産品に

配分する方法です。


そして、連産品総合原価計算の流れとしては、各連産品を分離する前までの、原価要素である、

材料費労務費経費の当月消費高が、仕掛品に集計され、各連産品を分離する前の原価を、

何らかの基準により各製品に配分することで、仕掛品から各連産品に集計されることになります。


尚、連産品総合原価計算でも、減損仕損副産物作業屑などを考慮して、

完成品原価と月末仕掛品原価を算定することになります。

原価計算に関する用語
原価計算 単純総合原価計算 組別総合原価計算 等級別総合原価計算
工程別総合原価計算 連産品総合原価計算 個別原価計算 部門別個別原価計算
実際原価計算 標準原価計算 予定原価計算 直接原価計算
全部原価計算 単純個別原価計算 総合原価計算 減損
作業屑 歩減 歩留 歩留率
副産物 仕損








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