No782・・・仕損品
仕損品とは、製品の製造過程において、自社の品質基準や規格に
適合しなかった、失敗作品や不合格作品のことであり、仕損品の評価は、
正味売却価額を時価とすることが原則であり、仕損品は、副産物や
作業屑とは全く異なるものです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この仕損品に評価は、正味売却価額を時価とすることが原則であり、
正味売却価額とは、売価(販売実績や契約の売価)から追加になるであろう
見積製造原価と見積販売直接経費を控除したものです。
ちなみに、副産物とは、主産物である製品の製造プロセスにおいて付随して得られる
産物のことであり、作業屑とは、製品の製造過程において、材料を加工する際に発生する
材料の屑のことで、減損とは、材料が、製品の製造過程において、様々な原因により、
形として残っておらず、消失してしまったことです。
尚、仕損品の発生により生じた費用のことが仕損費で、仕損費の処理方法には、
度外視法と非度外視法があり、度外視法とは、仕損費を考慮せずに原価計算を
する方法で、非度外視法とは、仕損費を計算する原価計算の方法です。