No178・・・インサイダー取引
インサイダー取引とは、上場企業の重要事実に詳しい者が、
一般に知られていない内部情報を利用し重要事実の公表前に、
その上場企業の株式を取引することで、インサイダー取引は、
金融商品取引法で規制されている犯罪であり、インサイダー取引は、
株式市場の信頼を損なう不公正な取引なのです。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このインサイダー取引における、重要事実とは、企業の売上や利益の変化等の
決算に関わる事実や、企業価値を大きく毀損する会社の不祥事、
そして新株発行など会社が決定した事実等が含まれます。
また、インサイダー取引における、重要事実の公表前の公表とは、新聞社や
テレビ局等の2以上のマスコミに情報公開後12時間以上経過したことで、
これは、12時間ルールと呼ばれています。
尚、インサイダー取引をした場合は、個人の場合は、5年以下の懲役もしくは
500万円以下の罰金に処され、又はこれらの両方の場合もあり、法人の場合は、
5億円以下の罰金に処されます。
ちなみに、インサイダー取引の事例の1つとして、ライブドアがからんでいた
事件がありますが、この事件は、村上氏が率いていたMACアセットマネジメント
(村上ファンド)が、ライブドアがニッポン放送の株を大量に購入するという
決定をしたことを村上氏が聞いて、ニッポン放送の株を大量に買い増したことですが、
この種の事件は、確たる物証も少なく、この事件の裁判でも、ライブドアが
ニッポン放送の株を大量に購入するという決定を聞いた聞いていないという
水掛け論的なものになっており、非常に曖昧なところを問題としている
事件であるといえます。