No823・・・株式併合
株式併合とは、既存の複数の株式を1株にを合わせることにより
発行済み株式数を減らす方法のことであり、株式併合を行った場合は、
1株当たりの価値が増加することになり、株式併合をしても、純資産の
金額は変わりません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
この株式併合は、既存の株主の権利を侵害する可能性があるため、
株式併合を実施する為には、株主総会の特別決議が必要となります。
ちなみに、株式併合とは逆の、株式分割とは、資本金の金額を変更することなく、
企業の発行済み株式を細かく分割することであり、株式分割を行う場合は、
取締役会設置会社で無い場合は、株主総会の普通決議が必要です。
尚、株式併合のメリットとしては、上場管理コストが減少することや1株当たりの
株価が上昇することで、株式併合のデメリットとしては、既存の株主の権利を
侵害する可能性があることや、発行済み株式数が減少することで流動性が低下して、
株価が乱高下しやすいことです。