No928・・・建ぺい率
建ぺい率とは、敷地面積に占める建築面積の割合のことであり、
例えば、100坪の土地を所有していて、その土地に建物を建てる場合、
その土地の建ぺい率が70%だった場合は、最大で70坪の建築面積の建物を
建てることができる建ぺい率の計算になります。
この建ぺい率は、都市計画によって用途地域毎に30%〜80%の範囲で制限が定められており、
建築基準法上は、建ぺい率を超える建築面積の建物を建てることは出来ません。
また、建ぺい率が大きな不動産であれば、より大きな建物を建築できることになりますので、
建ぺい率が大きな土地は、建ぺい率が小さな土地よりも価値が高いといえます。
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ちなみに、容積率とは、敷地面積に対する建物の延床面積の割合のことで、
建ぺい率と容積率が大きい土地の方が、価値がより高いことはいうまでもありません。
そして、建ぺい率に算入される主なものとしては、屋外階段と外壁柱の中心線より
1m以上出たバルコニーなどがあり、建ぺい率に算入されないものとしては、
床や壁から一定の範囲に収まっている出窓なとがあります。
尚、建ぺい率がオーバーしている物件を購入する場合は 住宅ローンが組めない可能性が
ありますので注意が必要です。
用途地域別の建ぺい率一覧表
用途地域 | 建ぺい率 |
第一種低層住居専用地域 | 30%・40%・50%・60% |
第二種低層住居専用地域 | 30%・40%・50%・60% |
第一種中高層住居専用地域 | 30%・40%・50%・60% |
第二種中高層住居専用地域 | 30%・40%・50%・60% |
第一種住居地域 | 50%・60%・80% |
第二種住居地域 | 50%・60%・80% |
準住居地域 | 50%・60%・80% |
商業地域 | 80% |
近隣商業地域 | 60%・80% |
工業地域 | 50%・60% |
準工業地域 | 50%・60%・80% |
工業専用地域 | 30%・40%・50%・60% |