No1300・・・断層ゾーン法
断層ゾーン法とは、活断層ゾーン内に各種制限を設けている1971年に制定された
米国のカリフォルニア州法のことで、活断層法は、1971年に発生したサンフェルナンド地震にて、
活断層付近で多くの住宅が被害を受けたことを教訓に制定されました。
この断層ゾーン法で制限されている主な項目としては、原則として、活断層から15m以内の範囲には新築禁止、
400m以内を活断層ゾーンとして周知すること、活断層ゾーン内に存在している既存の居住用建物が
売買される場合には、告知義務として、売主から買主へ、売買物件が活断層ゾーン内に
立地していることを告知すること等が定められています。
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ちなみに、断層ゾーン法の正式名称は、活断層法です。
断層ゾーン法の様な法律はあってしかるべきだと思いますが、日本には同様の法律は存在していません。
尚、断層ゾーン法という法律が制定されることになった活断層とは、100万年〜200万年前以降に
地殻運動を繰り返した断層で、現在から将来も活動すると考えられている断層のことであり、
活断層は、地震の震源となりうるもので、日本には約2000の活断層が存在するといわれており、
阪神大震災(兵庫県南部地震)は、活断層が引き起こした内陸直下型地震です。
断層ゾーン法に関連する用語
※地盤沈下、液状化
※海抜ゼロメートル地帯
※埋立地
※地盤改良、地盤調査、表層改良工法、柱状改良工法、鋼管杭工法
※N値
※地震保険に関する法律、損害保険、地震保険
※被災者生活再建支援法
※深層崩壊、表層崩壊