No704・・・営業活動によるキャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローとは、企業の本業の事業活動による
現金収支のことで、キャッシュフロー計算書にて、営業活動によるキャッシュフローを
計算する場合は、直接法と間接法があり、設備投資は、営業活動によるキャッシュフローの
範囲内で収めることが基本です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この営業活動によるキャッシュフローは、本業によって、どれだけキャッシュを
生み出したかを見る項目なので、いくら、損益計算書において、営業利益が多額に
計上されていたとしても、営業活動によるキャッシュフローが、黒字ではなく
赤字になっていれば、キャッシュフローの管理に問題があるといえます。
ちなみに、キャッシュフロー計算書では、企業のお金の流れを、
営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、
財務活動によるキャッシュフローに区分し表示しています。
また、営業活動によるキャッシュフローに、投資活動によるキャッシュフローを足すと、
フリーキャッシュフロー(FCF)を計算することができ、キャッシュフロー経営の目的は、
フリーキャッシュフローの最大化です。
尚、営業活動によるキャッシュフローの金額(営業キャッシュフロー)を決定する
主要な項目は、利益、非現金支出費用、運転資金ですが、運転資金を、
いかにコントロールできるかで、営業活動によるキャッシュフローの金額が
決定されるといっても過言ではありません。