No687・・・キャッシュフロー分析
キャッシュフロー分析とは、企業の事業活動による現金収入と事業活動に伴う
現金支出により、手元に残る資金の流れを分析することで、キャッシュフロー分析は、
企業の資金繰りの状態を掴む、財務分析の最も重要なポイントでもあります。
このキャッシュフロー分析をする際は、資金表である、資金移動表、キャッシュフロー計算書、
資金運用表を利用することが基本となり、キャッシュフローを分析することは、
貸借対照表分析をすることでもあります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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ちなみに、キャッシュフロー分析をする際に、静態的分析(ストック分析)の
手法である、流動比率や当座比率などを計算するだけでは、企業のCFの状態を
掴むことはできません。
また、キャッシュフロー分析をする際に、欠かせない分析手法が、
動態的分析(フロー分析)の手法である、回転期間の分析であり、
売上債権、棚卸資産、仕入債務の回転期間を分析することで、
回転期間の乖離がどのようにキャッシュフローに影響を与えているかが
明らかとなります。
そして、キャッシュフロー分析をする際に、資金表である、資金移動表、
キャッシュフロー計算書、資金運用表を利用する時は、それぞれの資金表の特徴を
理解して、それらの資金表が示す、キャッシュフローの状態を掴む必要があります。
尚、キャッシュフロー分析が出来るようになる為の主なポイントは下記の通りです。
@勘定科目の変化がキャッシュフローにどのように影響するかを理解する。
A資金表の仕組みを理解し、資金表の作成方法をマスターする。
B回転期間の仕組みを理解する。