No789・・・当期純損失
当期純損失とは、税引前当期純損益に、法人税・住民税及び事業税と
税効果会計による法人税等調整額などを加減して算出した結果が、
マイナスの状態になったことであり、当期純損失の反対の結果が
当期純利益です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この当期純損失は、当然、好ましい状態ではありませんが、損益計算書を
分析する際は、「当期純損失=悪い」と短絡的に片付けるのではなく、
何故、当期純損失に陥ってしまったのか、その原因を調べる必要があります。
ちなみに、 損益計算書の数値は、単年度の指標だけで判断するのではなく、
時系列で見ることで指標の数値の良し悪しを判断する必要がある為、
損益計算書(PL)を分析する際は、まずは、自社の過去の事業年度データを
並べて時系列分析をする必要があります。
尚、当期純損失であっても、非現金支出費用が多かったり、運転資金が減少していたり、
設備投資が少なければ、フリーキャッシュフローがプラスの場合もあります。