No49・・・外資系金融機関の相場影響力、未だ衰えず
最近の金融危機を受けて、世界各国は株式市場対策として、
空売りの規制強化に動いており、日本でも株式の空売り規制の強化に
伴い金融商品取引法施行令の一部改正等を受け、11月7日以降の
取引については、一定水準の空売りをした投資家は証券取引所
に下記の事項を届け出る義務があります。
@投資家名
A投資家住所
B空売り銘柄名称(銘柄コードを含む)
C空売り残高数量、空売り残高売買単位数
D発行済み株式総数に対する投資家の空売り残高割合
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この情報は東京証券取引所のホームページで確認できますが、最近の
これらの情報等を調査してみても、外資系金融機関の相場影響力
は未だ衰えていない事が確認できます。
例えば、コカ・コーラウエスト(証券コード2579)を見てみると、モルガン・
スタンレーは2009年3月25日現在で同社の発行済み株式総数の2.46%
に当たる約274万株の空売り残高を持っています。
このショートポジションの大きさは、コカ・コーラウエストの1日あたりの
平均出来高が30万株前後、直近の信用売り残高が20万株、信用買残
が4万株と比較しても桁違いの影響力を誇っています。
もちろん、コカ・コーラウエスト以外の企業についても、
大きな空売りポジションを持っている外資系金融機関は多数あります。
この証券取引所で公表されている情報を見るだけでも、
外資系金融機関の相場影響力は未だ衰えていないことが確認できますし、
外資系金融機関のトレード方法であるテクニカル手法で、
テクニカル分析をすれば、株価の動きをある程度予測することが
可能なことも納得ができます。