No2192・・・ロックウール
ロックウールとは、高炉スラグ、玄武岩、その他の天然岩石などを主原料として高温で溶解して
細かい繊維状にし加圧成形した断熱材のことです。
ロックウールは、繊維系断熱材の無機質繊維系断熱材の種類であり、ロックウール以外の代表的な
無機質繊維系断熱材には、グラスウールがあります。
このロックウールの特徴としては、防音性が高いこと、断熱性が高いこと、耐熱性・耐火性能が優れていること、
有毒ガスの発生がないこと、撥水性や耐久性があることなどがあります。
また、ロックウールは、アスベスト(石綿)と同じであると勘違いされる方がいますが、ロックウールは人造鉱物繊維で、
アスベストは天然鉱物繊維なので、ロックウールとアスベスト(石綿)は全く異なるものです。
そして、ロックウールは、一般的に、充填断熱(充填断熱工法)にて使用されることが多い断熱材です。
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ちなみに、外張断熱工法とは、建物の骨格や建物の骨組みである躯体(スケルトン)の室外側に断熱材を
張りつけている工法のことです。
尚、ロックウール以外の断熱材に関する用語は下記の通りです。
断熱材に関する用語
・繊維系断熱材
・無機質繊維系断熱材
・木質繊維系断熱材
・グラスウール
・セルロースファイバー
・インシュレーションボード
・発泡系断熱材
・ビーズ法ポリスチレンフォーム
・押出法ポリスチレンフォーム
・硬質ウレタンフォーム
・ポリエチレンフォーム
・フェノールフォーム
・気密
・真空断熱材