No362・・・ジャンクボンド(ジャンク債)
ジャンクボンド(ジャンク債)とは、ムーディーズや
スタンダード&プアーズ(S&P)などの格付機関による
格付けが投資不適格とされた債券のことで、ジャンクボンドに
格付けされた企業の債券は、投資適格に格付けされた債券に比べて、
債券の元本が償還される可能性が低く、債券の利払い遅延や利払いが
停止される可能性もあるものなので、一般的にジャンクボンドは
信用リスクが高い為、高利率で発行されています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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このジャンクボンド(ジャンク債)は、ムーディーズの格付けの
場合はBa(投機的要素あり )以下の債券です。
スタンダードアンドプアーズ(S&P)の格付けの場合は、
BB(投機的要素あり )以下の投資不適格な債券を指しています。
ジャンクボンドはデフォルトリスクの高い債券であり非常に
ハイリスクなため、ハイリターンでなければ投資を実行する
投資家はいない為に、結果として高利回りになっています。
そして、ジャンクボンド(ジャンク債)と格付けされる企業は、
創業まもないベンチャー企業である中小企業か、会社の財務内容が
毀損して資金繰りの状況が厳しい信用度に問題がある企業である
場合がほとんどなので、投資適格に格付けされている企業と比較すると、
ジャンクボンドに格付けされている企業の資金調達コストは大幅に
増加することになります。
また、ジャンクボンド(ジャンク債)は、ハイイールドボンドとも
呼ばれており、ハイイールドボンドとは、高利回り債券という意味です。
ちなみに、ジャンクボンドのジャンクとは、がらくたという意味です。