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Ogata Investment 株式会社は、経営財務・予算作成コンサルティングを専門とする会社です。

四半期決算

四半期決算<経営者の為の用語集経営財務情報








No164・・・四半期決算


四半期決算とは、3ヵ月毎に企業が発表する決算のことで、

四半期決算で開示すべき内容は、連結貸借対照表、連結損益計算書、

連結キャッシュフロー計算書や注記事項を四半期決算で明らかにする

必要があり、四半期決算は、タイムリーなディスクロージャー

観点からも必要な制度です。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






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この四半期決算は、金融商品取引法に規定されており、

2008年4月1日以後開始する事業年度より導入された

ディスクロージャー制度です。


また、四半期決算は、原則として45日以内に監査法人等のレビューを受け、

金融庁に提出することが義務づけられています。


そして、四半期決算の導入は、企業に目先の業績ばかりに目を向けさせる

ことにもなり、企業の長期的な成長に寄与する、研究開発等を制限する

要因にもなりかねず、そのような点が四半期決算導入により懸念される

ところです。


また、四半期決算の義務化をはじめ、内部統制の整備運用など上場会社の

管理コストは増加傾向にありますが、内部管理体制の質の向上は法制度に

追いついていないのが現状のようです。


この四半期決算も、法律で義務化されたから早期に作成するのではなく、

公表している企業業績の見通しを達成する為に、現状の利益等の進捗率を

早期に把握することは重要なことであり、早期に四半期決算を完成させれば、

予算実績管理も早期に行なうことができ、予算未達の時はその原因を調査し、

課題や改善策を経営会議にてタイムリーに経営判断をすることで業績を

向上させることが出来ます。