No87・・・日本の輸入状況(2008年1月〜11月)
財務省の貿易統計より、2008年1月〜11月の
日本の国別輸入状況を確認してみました。
記事の内容を分かりやすくする為に、記事の中の数字は、
米ドル円為替レートを、1ドル100円で計算しています。
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2008年1月〜11月の日本の輸入総額は、約70兆円でした。
次に、2008年1月〜11月の輸入額上位5カ国は次の通りです。
@中国・・・・・・・・・・・13.0兆円(18.5%)
A米国・・・・・・・・・・・7.1兆円(10.1%)
Bサウジアラビア・・・・・・4.7兆円( 6.7%)
Cアラブ首長国連邦・・・・・4.4兆円(6.2%)
Dオーストラリア・・・・・・4.2兆円(6.0%)
次に、2008年の1月〜11月の地域別輸入額シェアは次の通りです。
@アジア40.4%
A中東22.2%
Bその他17.1%
C欧州10.2%
D米国10.1%
客観的なデータで見る限り、日本の外国からの輸入は、
米国や欧州に依存しているのではなく、アジアを中心とした資源国からの
輸入が多いのであり、日本はそれらの国から輸入したものを加工することで
アジアを中心とした世界各国に輸出をしている現状を見ても、
日本の景気動向を米国や欧州を中心とした分析だけで先行きを
判断することは明らかに誤りでしょう。