No1027・・・住宅性能保証制度
住宅性能保証制度とは、住宅保証機構が保証する品確法に基づいて導入された
住宅に関する保証制度のことであり、住宅性能保証制度では、多額な補修費用が発生したとしても、
確実に補修費用の保証を受けられたり、不動産仲介会社などの業者が倒産したとしても、
一定金額の補修費用が保険金等として支払われ、住宅性能保証制度は、10年保証制度とも呼ばれています。
この住宅性能保証制度は、建物である住宅の基本構造である基礎・柱・壁・屋根・梁などと雨漏りを防止する
部分に不具合が発生した場合に、売主又は施工会社が住宅を引渡てから10年間は無償で
修理することを義務づけた法律で、もし、売主や施工会社が倒産してしまった場合は、
住宅保証機構が保証することになっています。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・事業計画書作成セミナー
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・社員研修セミナー(経理・財務・経営企画の社員研修) ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
また、住宅性能保証制度の落とし穴としては、地震・地盤沈下・液状化現象の自然災害により、
住宅の基本構造である基礎・柱・壁、屋根・梁などに不具合が発生した場合や
雨漏りが生じた場合には、保証が受けられない可能性が高いということがありますので、
住宅性能保証制度があれば安心・安全だということはありません。
尚、正式には、住宅性能保証制度は、新築住宅の瑕疵担保責任に関する特例といいます。
ちなみに、住宅保証機構による住宅性能保証制度の受け付けは、平成20年6月30日付にて新規登録の申請受付が
終了しておりますが、新しい保証制度の仕組みとして、住宅保証機構は、住宅瑕疵担保責任保険である、
まもりすまい保険を提供しており、まもりすまい保険とは、住宅の基本構造である基礎・柱・壁・
屋根・梁などの耐力性能や雨漏りを防止する機能を満たさない場合に、売主や施工会社が、
無料で補修する義務を負う10年間の瑕疵担保責任を保証した保険です。
住宅性能保証制度に関連する用語
※住宅瑕疵担保履行法、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
※住宅品質確保促進法、品確法、住宅の品質確保の促進等に関する法律
※現状有姿、中古マンション、リフォーム、現況有姿
※注文住宅、建売住宅(分譲住宅)
※狭小住宅