No240・・・ROI(投下資本利益率)
ROI(投下資本利益率)とは、投資した資本に対してどれだけ利益を
得られたかを示す指標で、ROIは、投下した資本が効率よく
利用されているかを客観的に示すものであり、ROIは、設備投資等の
投資の採算性を判断するために用いられます。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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実際のビジネスでは、例えば設備投資を計画した場合には、
投下する予定の資金の回収予測期間を検討する際にROI(投下資本利益率)は
利用され、ROI(投下資本利益率)も参考にして、設備投資の可否を
判断することになります。
ちなみに、設備投資とは、企業競争力の源泉ともなる企業経営にとって
重要な意思決定項目の1つであり、設備投資は、長期的な経営計画の中で
設備投資計画が立案された後に、具体的な実行に移行し、設備投資は、
資金調達計画を作成し調達資金に目処を付けて、設備投資計画に基づき、
設備投資を実行することになります。
また、ROI(投下資本利益率)は、投資家が企業に資金を投資する際にも
活用されるほか、新規に起業した際の事業計画を作成する際にも
利用されます。
そして、ROI(投下資本利益率)の算出結果が高ければ高いほど投資効率が良く、
資金の回収期間が早期であることを示しています。
ちなみに、ROI(投下資本利益率)を算出して20%という結果が出た場合は、
投下資金を全額回収する為には5年必要であることを示しています。
尚、ROIは、Return On Investmentを略したものです。
計算式・・・ROI(%) = 利益 ÷ 投下資本 × 100
ROIに関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー