No2174・・・内張断熱工法
内張断熱工法とは、建物の骨格や建物の骨組みである躯体(スケルトン)の室内側に断熱材を
張りつけている工法のことで、内断熱(内張断熱)の工法のメリットとしては、コストが安いことなどがあり、
内張断熱工法の構造体の温度は、季節による温度変化が大きくなります。
内張断熱工法は、内断熱工法と呼ばれる場合があり、内張断熱工法と間違えられるのが、
充填断熱(充填断熱工法)です。
この内張断熱工法と外断熱工法(外張断熱工法)の違いとしては、構造体(躯体)の温度が大きく異なることで、
外断熱工法の構造体の温度は年間ほぼ一定なのですが、内張断熱工法の構造体の温度は、
夏は外気より高くなり、冬は外気と変わらないぐらいまで低くなって、年間の温度差がかなりあります。
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また、内張断熱工法のメリットと内張断熱工法のデメリットは下記の通りです。
内張断熱工法のメリット
■コストが安いこと。
■耐震効果があること。
■施工が簡単で工期も短縮できること。
内張断熱工法のデメリット
■建物寿命が短いこと。
■結露の心配があること。
■カビやダニの心配があること。
また、内張断熱工法は、外断熱工法と比較してデメリットが多いといわれていますが、
外断熱工法は、コストの高さなどが影響して普及が遅れています。
ちなみに、ハイブリッド断熱工法は、内断熱工法(内張断熱工法)と外断熱工法(外張断熱工法)の
両方を取り入れた工法です。
尚、内張断熱工法以外の断熱や遮熱に関する用語としては下記の通りです。
断熱や遮熱に関する用語
・外断熱
・外張断熱
・外張断熱工法(外断熱工法)
・内断熱
・内張断熱
・充填断熱
・充填断熱工法
・内外断熱
・内外断熱工法
・ハイブリッド断熱
・ハイブリッド断熱工法
・表面結露
・内部結露
・熱橋
・ヒートブリッジ
・構造熱橋
・冷橋
・温橋
建築工法に関する用語
・在来軸組工法
・在来工法
・木造軸組構法
・丸太組構法
・木造枠組壁構法
・外張断熱工法
・充填断熱工法
・内外断熱工法
・ハイブリッド断熱工法
・2×4工法
・枠組壁工法
・逆梁工法
・サスティナブル住宅
・外断熱工法
・内断熱工法
・金物工法
・メタルジョイント工法
・プレハブ工法
・基礎パッキン工法
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・アウトフレーム工法
・アウトポール
・逆梁アウトフレーム工法
・折置組
・京呂組
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・剛接合
・ピン接合
・滑接
・溶接