No353・・・人事考課
人事考課とは、従業員の処遇を決定するために、管理者が部下の実績、
能力、勤務態度などを評価することで、人事考課を実施することに
より、賃金の決定や昇進・降格を決定することができ、人事考課の
仕組みを整備することは、人事制度構築の重要なポイントの1つです。
※全産業財務指標データ
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この人事考課を上手く機能させる為には次の項目は確実に準備する
必要があります。
①従業員に、人事考課のルールを事前に明示すること
②事業年度の途中での人事考課ルールの変更やルールの追加はしないこと
③人事考課が経営計画・予算管理と連動していること
④人事考課の結果が賃金の決定や昇進・降格に直結していること
また、人事考課で考慮されるべき内容は主に下記の内容です。
①規律性、責任性、協調性、積極性などの態度の観点からの考課
②知識、技能、実行力、指導力、判断力などの能力の観点からの考課
③仕事の量、仕事の質、仕事の完成度、業務目標の達成度などの実績
の観点からの考課
そして、人事考課制度導入の目的は、企業業績の向上の為なので、
従業員のモチベーションを向上させ、適正な労働分配をし、人材育成にも
役立て、人材の適材適所への配置、そして従業員モラルを向上させる
人事考課でなければ意味がありません。
尚、人事考課を画一的に導入してしまうと、制度自体が形骸化してしまい、
社員のモチベーションが低下し、企業業績自体に悪影響が及び兼ねない為、
他社の人事考課制度をそのまま自社に持ち込むような、性急な導入は
逆効果になりますので注意が必要です。
人事効果に関連する用語
※労働基準法