No93・・・不況に強い消耗品
美味しいビジネスモデルとして、人間が生きていく上で
欠かすことが出来ない、継続して利用される消耗品を
製造販売する事業があります。
そのような消耗品の身近な存在としては、
洗濯をする際に必要な洗剤やテレビや冷蔵庫などの家電が
すぐに頭に浮かびますが、それらは価格競争が激しく利幅が薄かったり、
あるいは必ず必要というものでもない為に、
美味しいビジネスモデルとまではいえないかもしれません。
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しかし、医療に関わる消耗品であればどうでしょうか。
医薬品業界がディフェンシブ業種の1つであるのは、
水や食料が無くて我慢できないのと同じように、
病気を我慢する人はほとんどいないからでしょう。
私達が病気になったときに利用する医療現場では、
感染症を予防する為に、患者を診察したり、手術の際に
利用される器具などは、使い捨てするものが多数あります。
このような医療現場で利用される消耗品を製造販売する
企業の中に投資をするに値する企業があるはずです。
確かに、感染症を防ぐためには、使い捨てが一番ですし、
事実、先進国ではほとんどそのような流れになっており、
これまで医療器具を使い回ししていた中国などのアジアや
発展途上国でも感染症予防の為に、徐々に使い捨ての
器具の利用が広まっています。
このような消耗品の中に手術用縫合針などもありますが、
この分野専業の日本の上場企業もあり、世界的にも高シェアを持ち
独自の特許により高収益で成長を続けています。
景気回復を先取りする相場では、まず大型株に資金が流れるでしょうが、
その大型株を利食いした資金が向かう先は、成長株であり、独自技術を持ち、
高シェア・高収益の不況に強い消耗品を提供する企業が狙われるでしょうから、
このような業種の企業の株式は常にマークしておきたいところです。