No852・・・中型株
中型株とは、大型株についで時価総額が大きく流動性が高い株式のことで、
一般的な中型株の定義としては、東京証券取引所がTOPIXの規模別株価指数を
算出する際に使用しているルールを用いており、中型株の定義に、株価、資本金、
売上高、従業員数を用いることは少ないようです。
この中型株の定義としては、東京証券取引所の分類を用いることが一般的ですが、
東京証券取引所の分類では、時価総額と流動性が高い上位100銘柄を大型株としており、
それに次ぐ400銘柄が中型株で、それ以外の銘柄を小型株と定義しています。
ちなみに、以前は、発行済株式数を基準にして、2億株以上を大型株、
6,000万株以上2億株未満を中型株、6,000万株未満を小型株としていました。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、東京証券取引所が中型株の定義に考慮している時価総額とは、
株価×発行済株式数にて計算した数値の事です。
この中型株の企業の特徴としては、大型株の企業よりは成長性があり、
小型株の企業よりは安定性があるところです。
ところで、東京証券取引所では、大型株、中型株、小型株小型株の規模別株価指数を
公表していますが、大型株指数がTOPIX100、中型株指数がTOPIX Mid400、
小型株指数がTOPIX Smallです。
また、東京証券取引所では、大型株の中でも特に時価総額が大きく流動性が高い30銘柄を
TOPIX Core30としており、TOPIX Core30に続いて、時価総額が大きく流動性が高い70銘柄が
TOPIX Large70であり、TOPIX Core30とTOPIX Large70を合わせたものがTOPIX100の構成銘柄です。
そして、東京証券取引所では、大型株指数、中型株指数、小型株指数だけでなく、
業種別株価指数(Sector Index)も公表しており、この業種別株価指数は、
33の業種区分に基づいて区分された株価指数です。
尚、投資信託には、中型株に特化した中型株ファンドも存在しますが、
このような中型株ファンドの構成銘柄は、東京証券取引所が定めた中型株の定義ではなく、
各ファンドが独自に定めたルールによっています。
中型株に関連する用語
※株式、債券、資金調達、有価証券
※逆ザヤ、順ザヤ
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)